当院は日本医学会 出生前検査認証制度等運営委員会の認証を受けています。

非侵襲性出生前遺伝学的検査(NIPT)とは

妊娠中のママの血液中には、お腹の中の赤ちゃんの胎盤からこぼれてくるDNAが含まれていることがわかっていて、このDNAを調べることで赤ちゃんの染色体疾患について検査をします。
妊娠10週以降にママの血液約20mlの中に浮遊しているcfDNA(セルフリーDNA : 染色体が細かく分解されたもの)を分析して検査を行います。

どんな人が受ける検査?

年齢制限は特にありません。どなたでも受けていただけます。
※ご夫婦の同意が必要です。

NIPTでわかること

NIPTは非確定検査に分類される21トリソミー、18トリソミー、13トリソミーの染色体疾患の可能性を調べる検査です。それ以外の疾患についてはNIPTでわかりません。

検査時期

妊娠10週から14週まで(原則)

検査の流れ

ご夫婦で事前あるいは当日必ず遺伝カウンセリング(出生前カウンセリング)を受けて頂き、同意書を提出していただきます。
ママの血液約20mlの中に浮遊しているcfDNA(セルフリーDNA : 染色体が細かく分解されたもの)を分析して検査を行います。

結果

「陰性」の場合「21トリソミー(ダウン症)、18トリソミー、13トリソミーの可能性はとても低い」という意味です。
「陽性」の場合 「21トリソミー(ダウン症)、18トリソミー、13トリソミーの可能性はとても高い」という意味です。その場合には確定検査(羊水検査や絨毛検査)を受けていただく必要があります。当院で羊水検査、絨毛検査などの染色体検査を行なっています。
「判定保留」の場合 再検査が必要な場合があります。
万一NIPTで陽性の結果の場合には大阪公立大学病院でカウンセリングが必要です。

費用

135,000円(カウンセリング、心拍確認含む)

日本医学会において出生前検査認証精度等運営委員会を設置してホームページを公開しました。今後随時新たな情報が公開される予定です。)

胎児エコースクリーニングの流れ