お腹の赤ちゃんに病気があったらどうしよう…

例えば

  • ママが高齢妊娠・高血圧・甲状腺・糖尿病などの病気がある
  • 前の出産で赤ちゃんに異常が見つかったことがある
  • 不妊治療を受けていた
  • 『いつも健診で赤ちゃんの顔が見えない』と言われる
  • こころに抱えている不安をとり除きたい

そんな不安をおもちのママにぜひ胎児ドックをおすすめします。

当院の胎児ドックとは?

超音波の専門の産科医師がゆっくり時間をとって細かく診察する検査で、心臓の病気や染色体の変化の確率、頭から足の先まで異常がないか50項目以上をチェックします。
当クリニックでは赤ちゃんの姿勢や向きを理由に見えないということがほとんどありません。ママの満足いく『今日の赤ちゃん』に逢ってお帰りいただきます。

胎児スクリーニングのご案内

Hello Baby!!

週数にかかわらず検査が受けられます(妊娠14週行以降が推奨)。10ヶ月しかお腹の中にいない赤ちゃんのご様子を動画に残してみてはいかがでしょうか?
ママご自身のスマホに3D/4D動画を転送いたします。
赤ちゃんの顔・性別・3D/4D動画撮影・心臓(4つの部屋・動脈)・他に羊水量・胎盤位置などのチェックを行います。(産婦人科診療ガイドライン2020レベル)

Hello baby!! plus

上記検査に加えて、更に詳しく診察いたします。週数に応じて心臓の構造や脳の構造などをもう少し詳しく検査します。(心臓の動脈・静脈・逆流の有無+脳構造など世界産婦人科超音波学会推奨レベル)
さらに詳しい検査をご希望の方は胎児ドックがおすすめです。

Pre Hello!!

妊娠6週~11週で行う検査です。わずか1~2cmの胎児が見える頃に行う早期の初期検査となります。
心拍数や体長、くびのむくみなどもチェックして初期ドックを受けるかどうかのご相談もいたします。

  • 超音波の胎児の写真
  • 超音波の画面の写真

胎児ドック

胎児ドックの写真

赤ちゃんのからだの大きな異常がないか調べたり、ダウン症や18トリソミー、13トリソミーなどの病気の確率を推定する検査です。

くびのむくみ(nuchal translucency : NT)について

妊娠初期にくびの後ろのできるむくみのこと。1990年代にイギリスで妊娠初期に胎児の首のむくみが増加している胎児にダウン症を始めとする染色体異常が増加していたことが示されました。
この研究をきっかけに現在イギリスを含む欧米の先進国や本邦でも一部の大学病院や周産期母子医療センターにおいては妊娠初期に超音波検査スクリーニングを行う国が増加しています。
しかし日本ではまだ正確に評価できる施設(医師)でかつ日常的に検査を行っている施設は少数です。
さらに当院では最新の超音波機器(GE社VOLUSON E10)に最新のソフトウエア(2020年版)を使用しています。
そしてこのむくみは染色体異常があるなしに関わらず妊娠16~18週頃には消失することが多くあとになってからでは判断ができません。

初期ドック

初期ドックの写真

何がわかるの?

計測された結果に基づいて胎児についてのリスク計算をおこないます。ダウン症(21トリソミー)、18トリソミー、13トリソミーなどの病気の確率がわかります。

どんな人が受ける検査?

高齢妊娠などで胎児の染色体の病気が心配な人、前の妊娠で赤ちゃんに病気がみつかった人、羊水や絨毛で染色体の検査を考えている人、いずれも当てはまらないが赤ちゃんの病気がもしあるとしたら早く見つけて欲しいと心配している人のみが対象の任意の検査です。

どんな検査するの?

この検査は超音波検査で妊娠12週〜13週で行います。内容は胎児の計測、むくみ(NT)の測定、鼻骨の観察、静脈管(肝臓の中の血管)の観察、三尖弁(心臓の中にある弁)逆流の有無を観察して総合的に判定します。

メリットは?

従来行われてきた血清マーカーと言われていたテストでは妊娠15週まで検査を行う事が出来ませんでした。その結果がでるのはさらに1〜2週間待たなければなりません。それに比べてこの検査は妊娠12週〜13週で行うもので結果もその日にわかります。

デメリットは?

超音波検査なので胎児への影響はありません。

検査時間は?

約30分です。赤ちゃんの向きや子宮の状態によってさらに時間がかかる場合があります。
※検査は日本産婦人科学会や日本超音波医学会の専門医でさらに英国のFMFという胎児超音波研究所の妊娠初期の資格を全て有する医師が担当いたします。

初期血清マーカー組み合わせテスト(OSCAR)

どんな検査?

この検査は超音波検査で妊娠12週〜13週で行うものです。内容は胎児の計測、むくみ(NT)の測定の加えてママの血清マーカー(PAPP-A, freeβhCG)を組み合わせて総合的に判定します。ダウン症(21トリソミー)、18トリソミー、13トリソミーなどの病気の確率がわかります。

どんな人が受ける検査?

初期超音波スクリーニング検査の結果が胎児の病気を疑うようなもので無かったが、他に信頼できる検査も受けたい場合や、羊水や絨毛検査を受けるのは抵抗があるが血液検査なら考えてみるといったママが対象の任意の検査です。

メリットは?

従来行われてきた血清マーカーと言われていたテストでは妊娠15週まで検査を行う事が出来ませんでした。その結果がでるのはさらに1〜2週間待たなければなりません。この検査は3〜4日で結果がわかります。

デメリットは?

採血を受ける必要があります。

検査時間は?

約5分です。先に妊娠初期スクリーニング検査を終わっていれば採血を追加して簡単な問診を行うだけで検査可能です。

中期ドック

中期ドックの写真

どんな検査?

赤ちゃんの頭から足の先まで観察する超音波検査です。妊娠20週前後で行います。通常の妊婦健診での観察項目はクリニックによって様々ですが当院は53項目(令和2年9月現在)を1日で行います。(ISUOGという国際産婦人科超音波学会の推奨項目がおよそ40項目でそれよりよりも詳しい内容になります)

どんな人が受ける検査?

高齢妊娠、妊娠糖尿病、生まれつき心臓に病気のあったママ、妊娠高血圧、高血圧合併妊娠、膠原病、抗リン脂質症候群、甲状腺疾患などの他、赤ちゃんの生まれつきの異常がないか心配なママが対象。万が一赤ちゃんに病気が見つかった場合に早く対応すれば赤ちゃんの病気を治療したり、赤ちゃんを安全に出産、治療することが出来る可能性があります。万が一赤ちゃんに気になる兆候が見つかった場合病気の性質や程度(重症か軽症)なのかの判断をしていきます。症状が軽ければ出産に向かってがんばろうと決意していただく時期でもあります。

項目は?

頭部
小脳、脳室などのサイズ、脳腫瘍、脳梁などの観察
眼球、鼻骨、口唇裂、歯ぐきなど
心臓
部屋が4つあるか、血管の付着位置など
腹部
胃泡、腎臓、腸、横隔膜ヘルニア、膀胱など
四肢
手足左右 指5本づつ

𦜝帯、羊水、外性器など合計53項目

検査時間は?

約30分です。赤ちゃんの向きや子宮の状態によってさらに時間がかかる場合があります。

今まで胎児ドックを受けたことはないけど初期から受けないといけないの?

いいえ そんなことはありません。中期だけでも充分意味はあります。さらに後期ドックを受ければより安心です。

3D/4Dエコーはありますか?

はい おこないます。Tricefyというクラウドサービスを行なっており、最後に3D/4D動画などをご自身のスマホに転送いたします。カラーでプリントした写真もお渡しします。

後期ドック

後期ドックの写真

どんな検査?

赤ちゃんの頭の中から足の先まで観察する超音波検査です。妊娠30週前後で行います。妊娠中期でチェックした項目とほぼ同じ項目を確認します。あと中期から今までの間で順調に発育しているかも調べます(頭・大腿骨・腹囲・小脳のサイズ・脳の隙間の大きさなど約57項目)

中期と後期検査の違いは?

項目はほぼ同じですが中期で異常が見つからなくても後期に症状が出てくることもあります。

今まで胎児ドックを受けたことはないけど初期、中期から受けないといけないの?

いいえ 後期だけでも意味はあると考えています。

いつも「赤ちゃんの顔がよく見えない」と健診で言われますが本当によく見えるの?

私の診察ではそのようなママ達の中で本当に見えないのは50〜60人に1人程度と考えています。ただし妊娠34〜35週を過ぎてきたりすると条件によっては見えにくくなります。あとは病的な羊水の減少が原因であれば速やかにかかりつけ医師などとご相談させていただく必要があるでしょう。

健診で「赤ちゃんの顔がよく見えない」と言われる方も検査を受けた方がいいでしょうか?

はい おすすめします。通常元気な赤ちゃんは顔の前に手があるのが基本姿勢です。だから健診でいつも赤ちゃんの顔がよく見えるとは限りません。でもその中には稀に顔の病気などがある場合、生まれてくるまで病気がわからないことがあります。胎児ドックではそのような通常の健診では見えづらい部分まで丁寧に詳しく調べる検査です。

胎児ドックの一般的な対象は高齢妊娠、妊娠糖尿病、生まれつき心臓に病気のあったママ、妊娠高血圧、高血圧合併妊娠、他にはママに膠原病、抗リン脂質症候群、甲状腺疾患がある場合などですが、健診で「赤ちゃんの顔がよく見えない」と言われる方も検査を受けた方がいい場合があります。