初期血清マーカー組み合わせテスト(OSCAR)
どんな検査?
この検査は超音波検査で妊娠12週〜13週で行うものです。内容は胎児の計測、むくみ(NT)の測定の加えてママの血清マーカー(PAPP-A, freeβhCG)を組み合わせて総合的に判定します。 ダウン症(21トリソミー)、18トリソミー、13トリソミーなどの病気の確率がわかります。
どんな人が受ける検査?
初期超音波スクリーニング検査の結果が胎児の病気を疑うようなもので無かったが、他に信頼できる検査も受けたい場合や、羊水や絨毛検査を受けるのは抵抗があるが血液検査なら考えてみるといったママが対象の任意の検査です。
メリットは?
従来行われてきた血清マーカーと言われていたテストでは妊娠15週まで検査を行う事が出来ませんでした。その結果がでるのはさらに1〜2週間待たなければなりません。この検査は約3〜4日で結果がわかります。
デメリットは?
採血を受ける必要があります。
検査時間は?
約5分です。先に妊娠初期スクリーニング検査を終わっていれば採血をします。
母体血清マーカー検査とは(クワトロテスト)
母体血清マーカー検査は、母体血清中に含まれるとされる胎児もしくは胎盤由来とされる成分(ホルモン、たんぱく質 など)を測定することで、ダウン症候群(21トリソミー)、18トリソミーといった染色体異常や二分脊椎という病気の可能性を推定する検査になります。
本検査は非確定検査と言って染色体異常の有無を確定させるには羊水検査などの確定的検査が必要になります。