子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)まとめ情報続報です!

  • 2021.11.14

令和4年4月から開始と決定されました。準備が完了しだい前倒しで始める各自治体もある様です。対象者にはリーフレットや予診票などが配布されることになります。

先日HPVワクチンについて書かせていただきましたがその続報になります。

11月12日に厚生労働省 第72回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会において2013年以降止まっていた子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)の「積極的接種勧奨」の再開を了承しました。

以降再開の時期を決定した上で各自治体に通知、運用開始となるようです。

そして今回の重要な検討課題の一つ。ワクチン勧奨が止まっていた8年間にうち逃した方がたへのいわゆるキャッチアップ接種(救済策)についても公費で行う予定を設ける方向だそうです!

令和4年4月から開始とありますが各自治体で準備が完了しだい始まるそうです。対象者にはリーフレットや予診票などが配布されることになります。

世界的に副反応とHPVワクチンの「因果関係はなし」との結論が出ましたが、実際に副反応と考えられる症状が出た場合には国がしっかりそして早急に認定、補償していく体制を整備する必要があるでしょう。

そして2013年以降新たに分かってきたこともあります。

何らかのワクチンを接種することで起こるめまい、脱力、息切れなどの症状を「予防接種ストレス関連反応」とWHO(2020年)は名付けていてこのような反応が関係しているのかもしれません。

何れにしても副反応のついてはワクチンが原因かどうかはまだはっきりしないとしても有害な症状が出現した場合に最初にきちんと対応できないと症状が長引くことなどがわかってきました。

2013年頃には副反応の症状を訴えてもどこの医療機関に受診したらいいかも決まっていない状況で苦労されたり今も症状に苦しんでおられる方もおられます。現在は全国に協力医療機関が整備されており少なくとも「どこに相談したらいいか」と迷うことはありません。

もし副反応かなと思ったらまずかかりつけ医療機関に相談するとともに厚労省がその地域における中心的な窓口医療機関として協力医療機関を公表していますのでそちらに相談することになります。

大阪府下では以下が窓口となります。

1)大阪大学附属病院  15歳以下 小児科 16歳以上 婦人科 TEL: 06-6879-5111 FAX:06-6879-5207

2)近畿大学医学部付属病院 神経内科 患者支援センターTEL:072-366-0221 FAX:072-365-7161

ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関及び厚生労働科学研究事業研究班の所属医療機関(令和3年4月1日現在)

 他の都道府県には厚生労働省ホームページより全国の窓口が発表されていますのでご参照ください。

他にも各種相談窓口にて対応可能です。以下厚労省ホームページをご参照ください。

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/index.html

申し込みは大阪市民では大阪市HPにて取り扱い機関リストが掲載されています。

https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000115714.html  (大阪市 子宮頸がんワクチン)

もちろん当院でもワクチン接種可能です。

 

 

 

当院では子育てに頑張るママを全力で応援いたします!

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