口唇裂、口蓋裂のおはなし
- 2021.09.15

口唇口蓋裂(こうしん、こうがいれつ、しんれつ)をもって生まれた「さちこ」さんの生まれる前からのママの様子、そして生まれた後に手術を受けて成長していく様子を描いた本の紹介をしたいと思います。 今回は前勤務先の元関西医科大学附属病院形成外科教授先生で何人もの口唇口蓋裂の赤ちゃんの手術を担当していただいた楠本健司先生の著書になります。 頻度は約500人に1人見つかる変化で多因子遺伝と呼ばれて遺伝的な要素と他にも染色体の変化、環境因子(薬剤、感染、アルコール、タバコ、ダイオキシン、...