「NIPT+3D/4D plus」

  • 2023.09.30

当院ではご夫婦のためにできることは何かを常に考えて取り組んでいます。

当院のNIPTについて

  1. 出生前検査認証制度等運営委員会における認証施設としてNIPTを行なっています。
  2. NIPTで診断する項目は21トリソミー(ダウン症)、18トリソミー、13トリソミーの3つになります。
  3. 超音波検査も同時に行なって胎児の心拍が確認できているか、Vanshing twinといって双子妊娠の痕跡がないか、結合体といって赤ちゃんの体がくっついた双胎妊娠、無頭蓋症の可能性、Body Stalk Anomaly、胎児水腫などなど大きな異常がないかなどを検査前にしっかり超音波検査で確認するとともに、NIPTを行うよりも羊水検査や絨毛検査などで染色体をお調べした方がいいのかなどのカウンセリングやご相談もおこなった上でNIPTを受けていただきます。

当院では先に超音波検査を行なってNIPTを行います。

もし赤ちゃんの心拍がすでに停止していたり、体に大きな異常があったとしたら検査を行う意味をよく考える必要があります。

当院では認可施設としてNIPTに取り組んでいますが検査前に必ず行う超音波チェックの時点で条件を満たしているのか確認をして行きます。この時にライブでご主人様にも胎児の動く姿を映像を見ていただくことが可能です。

多くのパパはLiveで胎児エコーを見るのも初めてなら動いている4Dエコーを見るのも初めてというご経験になると思います。

通常のNIPTでもお腹からの超音波検査で3D/4D撮影を行います。3D映像はママと同じ映像を供覧いただきま、白黒お写真をお渡しいたします。

当院では2022年10月よりNIPTを開始して1年になりましたが多くのママやご主人様にも大変好評いただいています。

ただ腹式の超音波だけで十分に赤ちゃんの様子がみえる場合もありますが子宮の角度やママの体格によって見えにくかったり限定的であったりするのママもいらっしゃいます。そんな場合に腟式超音波を行うと赤ちゃんの姿がよく見える場合があります。それは当院で行なっている胎児ドックの際に行う検査のやり方の応用になりまして細かな胎児の臓器を確認する検査ですので3D4Dで行う赤ちゃんの姿もよりリアルに見えてきます。(胎児ドックでは検査の後にひっそりの撮りためた3D4D画像を院長が1枚につき数分かけて丁寧に編集してより良いイメージのお写真をお渡しするとともにとスマホ転送を行なっています。)

この度ママやパパのご要望にお応えしてNIPT+3D/4D plusでは特にお腹+腟式での超音波を行なって、より鮮明に写った胎児エコーをさらに編集してご主人様とご一緒に楽しんでいただきます。後半の腹式エコーではご主人さまにライブ立会いしていただいて映像をママとご一緒に体験していただきます。編集したカラー写真をお渡しいたします。

ご希望の方にはスマホ転送も可能です。(別途登録料1000円が必要です。すでに健診などで登録済みのママは登録料は不要です)

胎児クリニックで事前に超音波検査を行う意味として

それは時に残念ながら時として心拍がすでに停止していたり大きな病気が見つかって検査をお勧めしなかった胎児もいらっしゃいますので、直前に超音波検査を行なわなければ何も知らずに採血検査を行なって結果を待つことになります。赤ちゃんの心臓が停止していてはNIPTで陰性の結果であったとしても「よかったですね」とは全くもって言えませんし、そもそも検査を行う意味がほとんどありませんから。

無認可施設様では委託したクリニックや医師とのカウンセリングのみで実際の赤ちゃんの観察なしで採血のみを行うご施設が多いと聞いていますが胎児の心拍が止まっているのかどうかさえ確認しないままオートマチックに採血のみを行うというやり方は法律的に問題ないだけで産婦人科のみならず多くの医師が疑問に思っています。

一方でNIPTは優れた検査ではありますが万能な検査ではありません。

たとえば「胎児水腫が考えられる」とか「くびのむくみが厚い」「NTが厚い」などとかかりつけの病院さまで診断あるいは言われた場合にはNIPTはおすすめできません。実際の厚みを計測した上でのご相談が必要ですが、絨毛染色体検査や羊水染色体検査を行なった方が良い場合もあるので注意が必要です。

では

NIPT検査は受けたいけれども

平日のお昼は仕事があって病院に行けないよ…

  とか

無認可施設で胎児の心臓が動いているか確認もしないでそのまま検査をするのに抵抗がある…

 とか

など納得した上で検査を受けたいとママも多いと思います。当院で診療時間内であればいつでも検査は可能で、固定の曜日や時間指定などもありません。インターネットかお電話で予約いただければ幸いです。

カウンセリングの後に赤ちゃんの超音波検査で項目確認後に同意書のサインをしていただいて採血検査を行います。

検査結果は4-5日で出ます。結果は「陽性」「陰性」「判定保留」の3つになります。

「陽性」の場合には染色体変化の可能性が高いという判断になりカウンセリングが必要です。当院では日本医学会の取り決めにより大阪公立大学遺伝診療科(当院から徒歩10分程度)でカウンセリングを受けていただいて当院で確定検査を行うか公立大学で検査をお受けになるかを決めていただきます。

「陰性」の結果の場合 染色体変化の可能性は極めて低いという意味になります。偽陰性といって実は病気が見つかる確率は21トリソミー(ダウン症)の場合で1万人に1人と言われています。

「判定保留」の場合 一般にママの血液には約10%ほど赤ちゃんのDNAの切れ端が混じっていると言われていますが採取した血液に赤ちゃんのDNAが約3%を下回ると判定保留となります。検査の週数が早すぎたりすることは原因の一つになり得ます。他にもママの体のどこかに腫瘍ができているような場合や実は双子の妊娠で袋(胎嚢)だけが見えるようなVanishing twinと呼ばれる場合やCPMと言って胎盤限局性モザイク(赤ちゃんの染色体は正常でも胎盤だけ正常と異常が混じって発生する状態で約1%に起こると言われています)などにも注意が必要です。

費用は? 

NIPT+3D4D費用(NIPT+3D/4Dエコー+エコー画像供覧)

カウンセリング5000円 NIPT前超音波検査(腹式3D4Dエコー)5000円 NIPT検査費用 12.5万円  ご主人映像供覧 診察室での画像確認 編集した白黒の画像写真1枚 (万が一陽性になった場合の羊水検査費用は含まれていません)

NIPT+3D/4D plus 費用(NIPT+3D/4Dエコー+画像編集+ベッドサイドで立会い)

カウンセリング5000円 NIPT前超音波検査(腹式3D4Dエコー+腟式3D4Dエコー+画像編集)1.5万円 NIPT検査費用 12.5万円 ご主人映像内診室立会い 診察室での画像確認 編集したカラー写真1枚(万が一陽性になった場合の羊水検査費用は含まれていません)

いずれもトライスファイ登録(登録料1000円)でスマートフォンに画像転送可能です。当院ですでに登録済みの方は無料で画像転送いたします。

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当院ではがんばるママを全力で応援いたします!

依岡寛和

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