「甲状腺専門内科ドクターのご紹介!」

  • 2023.03.21

みなさんは甲状腺という臓器をご存知でしょうか?

首の前面にある小さな臓器ですが普段注目されることはあまりありません。

そして潜在性甲状腺機能低下症という病気をお聞きになったことはあるでしょうか?

潜在性甲状腺機能低下症とは軽い甲状腺ホルモンの不足状態と考えられており、一般に自覚症状は無いのですが不妊や流産に関連すると考えられており、妊娠中にTSHというホルモンの数値によってはお薬でそのコントロールを行うことが推奨されています。

ちなみにこの治療にはチラーヂンというお薬を使用します。

最近は胎児ドックにご来院のママたちもチラーヂンを服用されている方が増えている印象です。

甲状腺という臓器は妊娠しているかどうかに関わらず重要な臓器です。もし甲状腺のホルモンが少なくなると元気が無くなったり、疲れやすくなったり、寒さに弱くなったり、体がむくんで体重が増えたり、眠気が強くなったりといった症状が出る一方甲状腺のホルモンが過剰になると汗をかきやすく、食欲旺盛で食べているのに痩せていったり、疲れているのに眠れなかったりといった症状が出てきます。

このような症状はなんだか更年期症状にも似たように思えますが症状が当てはまると思った女子たちで「更年期のお薬使ってみたけどなんだか症状がちっともよくならない」という方などは一度甲状腺ホルモンを調べてみても良いかもしれません。当院でも甲状腺ホルモンの採血は行なっています。

当院ではすでに前の病院やクリニックで潜在性甲状腺機能低下症の診断を受けた患者様も時々いらっしゃいます。今や妊娠にとって甲状腺という臓器は重要なものと考えられています。

そんな甲状腺ホルモンなどの内分泌を専門とされるドクターが天王寺区の辻外科リハビリテーション病院に赴任されることになりわざわざ当院までご挨拶にいらっしゃいました!

https://www.kankikai.com/tsujigeka/tsujigeka_index.html

酒井聡至先生です。

大阪医科薬科大学(旧大阪医科大学)ご出身の内分泌内科がご専門と伺いました。上品かつ真面目そうな先生です。

少しお話させていただいて普段の診療での率直な疑問点などお聞きしたのですが、成書にもまだ書かれていないような甲状腺の最新かつ最良な知識をご教授いただきました。

大変勉強になりました!

大阪医科薬科大学といえば友人の産婦人科先生には一度当院に遊びに来ていただいたり、いち早く妊婦専用コロナ病棟を開設したりとアグレッシブな先生方が多い印象です。

当院では妊婦様に甲状腺のエコーを行なって場合によって甲状腺のホルモンの採血を行なったりすることもあるのですが異常な数値が出たり気になるエコー像が描出された場合に相談できる医師をずっとずっと探していました。

大学病院などはもちろん診察対応していただけるのですがもっと身近でお互いにお顔の見える関係性がより重要と考えておりまして大変心強い先生に巡り合ったと思っています。

甲状腺にご不安を抱えるママたちも多いかと思いますが今後はさらにきめ細かな対応が可能になるのではないかと喜んでいます。「不妊治療のスクリーニングで採血検査をしたら潜在性甲状腺機能低下症と診断された」なんてこともよくある話です。甲状腺に不安のあるママは当院でご相談いただいて(ご相談いただかなくても😆)辻外科リハビリテーション病院を受診されて酒井先生にご相談されてはいかがでしょうか?

産婦人科医師の私一人でできることはたかが知れていて

ママたち、女子たちに少しでもプラスになることならその分野の専門家も巻き込んで色々な人のお力を借りながら進んでいければそれはそれで意味があるものと考えています。

酒井先生

当院の甲状腺が心配なママ達をお頼みます🙇

今後ともよろしくお願いいたします!

パンフレットもいただきましたのでご希望のママはお申し出くださいませ!

当院は頑張るママを全力で応援いたします!

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