今日から出来る新型コロナウイルス感染症予防対策について!

  • 2021.07.13

昨日は新規患者さまから「クリニックブログ見ました」と言っていただきとっても嬉しい一日でした。ありがとうございます!(しかも直近の記事でとまでおっしゃっていただいて感謝しかありません)。

では今回は新型コロナウイルスについて気になった論文を少しご紹介します。

新型コロナウイルスの感染経路は咳やくしゃみによる飛沫感染やさらに細かい飛沫によるエアロゾル感染が感染予防が重要と考えられており当院でも換気については対策を行なっています(詳しくは当ブログ「ハルカス19Fの外気」をご参照ください)

ただ接触感染も無視するわけにはいきません。

ではどんなところにコロナウイルスが多いのでしょうか?

そんな研究を行ったアメリカのタフツ大学Abigail P Harveyらの論文(Environ Sci Technol Lett.2021 Feb)によるとアメリカのマサチューセッツの街での2020年4月から6月までの調査(最近の日本の約10倍ほどの感染者数の時期のようですが)として新型コロナウイルスが多く確認された場所は以下の通りでした。

  1. ゴミ箱のふた 25%
  2. 酒屋のドア 15%
  3. 銀行のドア 13%
  4. 地下鉄のドア 12.5%
  5. 雑貨屋のドア 11.1%
  6. 信号のボタン 10.4%
  7. ガソリンスタンド 6.9%
  8. コインランドリー 5.6%
  9. レストラン 3.3%

各16箇所から30箇所程度調べてこの結果だそうです。これらは外出すれば触ってしまいがちな場所でもあり、当たり前の結果かも知れません。が「え〜 こんな頻度で(国は違えど)ウイルスが入り込んでいるとは」と驚かされました。

あとその理屈で言えばスーパーの買い物かごの持ち手やエレベーターのボタン、コンビニのゴミ箱のフタなども感染の恐れは十分あると考えられます。

ここで重要なことはその部分を接触して感染するわけではなくその後に手で顔や目などをこすったりすることで感染リスクが高まるということです。

ですからそんな場所を触ったなと感じたらその後手指の消毒や手洗いを行うまでの間自分の首から上は触らないように気をつけることがとってもとっても重要です!今は「何か接触したな」と思ってもしばらく歩いて行くとアルコール消毒をする場所があったりします。それまで顔が痒くても目がしょぼしょぼしたとしても少しの間気をつけることで接触感染のリスクは減るのではないでしょうか。

いかがでしたか?

妊婦さんは重症化しやすいとも言われており、新型コロナウイルスには特に注意が必要です。

小さなことかも知れませんがみんなで注意してお互いの感染を減らしたいものですよね!

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