妊娠中の葉酸について

  • 2021.06.13

( Folic acid during pregnancy )

葉酸は細胞分裂や神経管と呼ばれ部分の発達に関係すると言われており、神経管閉鎖障害と言われる病気に関係することが明らかになっています。

その多くは無頭蓋症(無脳症)や二分脊椎という病気です。

葉酸は赤血球を作るのに必要とされ通常でも1日に240μg必要と言われています。

妊娠初期あるいは妊活中はさらに400μg程度の摂取が推奨されています。(An additional 400 μg intake  is recommended during early pregnancy or during pregnancy.)

葉酸は水溶性のビタミンB群の一つでさつまいも、ほうれん草、大豆、枝豆、ブロッコリー、芽キャベツ、アボカド、牛レバー、ワカメ、いちごなどに多く含まれてます。(sweet potatoes, spinach, soybeans, green soybeans, broccoli, Brussels sprouts, avocados, beef liver, wakame seaweed, and strawberries.)

食事で摂取しようと思うと毎日

枝豆なら約75さや

いちごなら33個

余分に摂取しなければ足りません。

その上自然食品で摂取すると有効に利用されるのは約50%と言われる一方サプリメントで摂取すると約85%と効率に摂取できます。

そこでサプリメントを利用することをお勧めします。

葉酸の量については400μg以上含まれているものを推奨します。

少なくとも妊娠11週の終わりまで飲むことをおすすめしますが、なるべくなら授乳終了まで摂取するとなお良いでしょう。

当院の胎児ドックではもちろんのこと通常の妊婦健診でも脊椎や頭蓋骨に異常がないか妊娠初期に確認しています。

前の妊娠で二分脊椎や無頭蓋症と言われたママはできれば妊娠前からご連絡ください。

必要な葉酸量が全く異なります。

ご連絡くださいませ。

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