「新年明けましておめでとうございます&ご訪問大変ありがとうございます!」

  • 2023.01.06

みなさま明けましておめでとうございます🌅

2023年が始まりました🎍

今年はみなさまにとって良い年であることをお祈りしています。

クリニックは1月4日(水)から診療を開始していまして入り口には今年の干支であるうさぎさんたち(おそらく双子)とそれに寄り添うママがひっそりとみなさまのご来院をお待ちしています。

さて当クリニックでは新たな取り組みがいくつか始まっています。

NIPT

NIPTと呼ばれる新型出生前診断に関する取り組みが日本医学会の主導のもと開始され当院でも運用開始しています。すでにご予約を頂いていますが妊娠10週からの検査になります。内容については改めて当ブログでもご案内予定です。

まず当院で行うNIPT検査は21トリソミー(ダウン症)、18トリソミー、13トリソミーの診断について陽性、陰性、判定保留の形で結果が出ます。

概要だけですが当院のNIPTでは認可施設として最低限必要な重要なポイントが3つあります。

  1. まずその日に胎児の生存確認
  2. Vanishing Twinがないかの確認
  3. 胎児の大きな異常がないかの確認

これらの確認を行います。

実はこの確認が非常に重要と考えています。もしこれらの中に一つでも異常が見つかればNIPTを受けることを考え直した方がいいかもしれません。当院では産婦人科の専門医そして超音波専門医として本当に検査が必要な方におすすめしたいと考えています。実際に検査を希望されてご来院されたママの中に当日胎児の心拍が停止しているような場合や明らかに大きな異常や変化を伴うような場合もあり、そのような場合に検査を行うことはあまりお勧め致しません。(採血すればもちろん検査は可能ですが結果が陰性の結果であったとしてもそれだけで「よかった」と安心できないからです)

胎児心臓病スクリーニング&精密検査

そして当院では胎児超音波検査を専門に診療をおこなっていますので健診施設で疑わしいと言われたり、当院のスクリーニングで診断されたりと違いはありますが胎児の心臓病が疑われた場合には病状についてご説明して出産先のご相談やご案内などを行っていましたが、その後主治医の先生とも相談しながら適切な病院で小児循環器科を受診して頂いて診断説明の流れになっていました。そこで今回新たに胎児心臓病の診断の第一人者である近畿大学小児循環器医師の稲村昇先生に非常勤医師として当院のメンンバーに加わっていただくことになりまして、明らかな異常を認めるかあるいは「もしかしたら異常があるかも」といった場合に当院でスキャンしたデーターを解析してトライスファイというシステムを使ってインターネットを介して送信したデーターを稲村先生に再解析して診断していただきます。その後診断が正しいかどうかから始まって生まれてからのケアの程度や治療の方法などを院長と稲村先生でディスカッションして方針決定いたします(もちろん健診先の担当医先生とも連携を取りながらです)。これによるママたちのメリットとしてはその診断の精度が良くなること、そして病気があった場合でもなかった場合でも大学病院などのセンターへの受診回数が少なくできる場合があるということです。場合によっては行かなくても受診したのと同様の検査を行ったように評価ができるということです(もし大きな異常が見つかった場合には出産するセンターや大学病院を受診していただく必要がありますが)

以上駆け足で当院の新たな取り組みをご案内致しましたが当院は常に進化してより精度や安全性を高める工夫を行っています。

そして年末にかけて非常に多くのご出産されたママたちに遊びに来ていただき大変感謝しています。わざわざ東京からお越し頂いたり、たまたまお母様と通りかかって頂いての再開だったり、Sさんには最近ブログ投稿が止まってますねと愛のあるご指摘と励ましを頂いたり、前の勤務先から3人め?のお世話をさせて頂いたり、落ち着いたらカウンセリングのお仕事頑張ってくださいね〜、遠方に引っ越ししても遊びに来ていただきありがとうございます!

ほんとうにほんとうにたくさんのママ、パパ、ベイビーさんたちにご来院いただきありがとうございました。

当院はがんばるママを全力で応援致します!

本年もよろしくお願いいいたします。

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