新型コロナワクチン接種の予定が決まったら考えること!
- 2021.08.04
(新型コロナワクチン接種後の赤ちゃんチェックのご案内)
いよいよ職域接種や大規模接種などでワクチン接種が進んでいるところかと思います。妊婦さんに対しても有用であるとの見解で当院でもおすすめしているところです。ーーーーーーーーーーーーーーーーー
当院では職域接種などでのワクチン接種前後の胎児の心拍checkを行なっています。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして今日は妊婦さんでワクチン接種が決まったらその準備や接種後にできることについてご案内いたします。
最も注意が必要なことは「アナフィラキシー」と呼ばれる副反応が起こらないかです。現在ファイザー社製のワクチンのアナフィラキシーの発生頻度は100万人に7件と言われモデルナ社製ワクチンが100万人に1件と報告されています。万が一発症すればこれにはアドレナリンというお薬を医師が使用します。
次に注意する症状として血管迷走神経反射というものがあります。低血圧や脈拍の減少が起こることがあります。これはストレスや睡眠不足、注射の痛みなどによって誘発されると言われています。
何れにしてもこのような症状は非常に稀ですがもし起これば接種した施設での対応となりますので接種後15分から30分程度様子をみることをおすすめします。
そのほかの副反応としてよくあるのは接種した部位の痛みや腫れ、頭痛、筋肉痛、発熱などが報告されています。(個人差もありますがファイザー社製、モデルナ社製に関わらず起こるようです)
当院スタッフもワクチン接種を終了していますが特に2回目接種の次の日の強い頭痛や接種部位の痛みなどを経験しました。
それでは新型コロナワクチン接種の注意点としてまとめますと
- 前日には十分な睡眠を取ること
- 接種翌日はスケジュールに余裕をもたす(特に2回目後)
- 痛みや発熱に対してアセトアミノフェンなどを服用する
- なるべくなら接種後早めに胎児の心拍checkなどを行う
などをおすすします。
当院では阿倍野区、天王寺区の方はもちろんのこと大阪府下でワクチン接種した後の胎児心拍の確認を行なっています。ご予約はお電話にてお願いいたします。
かかりつけのクリニックに行くには予約が取りにくかったり、たくさんの妊婦さんと一緒に待ち合いで過ごすリスクをお考えの方にはおすすめします。
当院でのワクチン接種の準備ははすすめていますが正確な日時は未定となっています。
#よりおか胎児クリニック#新型コロナウイルス感染症#コロナウイルスワクチン#ワクチン接種 #アナフィラキシー #血管迷走神経反射 #アセトアミノフェン #副反応 #胎児ドック #妊婦健診 #アルコール消毒 #手洗い #換気 #ワクチン接種後 #心拍チェック#天王寺#阿倍野#産婦人科